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佐藤康光
永世棋聖 現役で5人、歴史上でも8人しかいない永世タイトル保持者である佐藤康光九段。プロ入り当初からその実力は際立っていて、負けはしましたがプロ入り僅か3年でタイトル戦に登場。そして初タイトルの竜王位を、羽生善治当時5冠から取得するなど常に将棋界の中心で活躍しました。そして2002年に獲得した棋聖のタイトルを連続5期保持し、永世棋聖の資格を得ることになりました。 日本将棋連盟会長として 2011年からは棋士会長。そして2017年谷川浩司前会長辞任を受けて、戦後16人目の日本将棋連盟会長に就任します。2006年、当時の米長会長からAI将棋との対局を「遊び」として依頼された折に、「プロ棋士は遊びで将棋を指さない」と断固断ったという将棋に対する真摯な姿勢で、今後も将棋界を会長として牽引していくことでしょう。

広瀬章人
史上初の大学生タイトル保持者 将棋のプロと言う厳しい世界に所属しながら、早稲田大学を卒業した秀才、広瀬章人竜王は、まさしく秀才というイメージそのままの棋士です。しかしそれ故に若干のひ弱さを感じる部分がありました。それは2010年史上初めて大学生で初タイトルを獲得して以降、8年間もタイトルを獲得できなかったところから来ている部分もあり、またその優しい物腰から来ている部分もあります。しかしその内にはやはり勝負師の魂が眠っていたのです。 悲願の竜王獲得 無冠の8年間、広瀬竜王の前に大きく立ち塞がったのは羽生九段でした。王位を奪われたのも羽生九段。そして2015年再びやってきた王位戦でも羽生九段に敗北を喫します。しかし2018年ついに羽生竜王からタイトルを奪い、積年の無念を晴らすことになったのです

藤井聡太
令和を照らす新しい光 藤井聡太七段がマスコミを騒がし始めたのはいつからでしょうか。奨励会に史上最年少の13歳2ヶ月で昇段した時?それとも14歳2ヶ月で四段に昇段し、史上最年少でプロ入りを果たした時でしょうか。何れにせよ、気が付けば彼は将棋界で最も注目を浴びる存在になっていたのです。 タイトルへの期待 プロ入り後も快進撃は止まらず、無敗のまま歴代最多連勝記録29を記録。この時期のマスコミの取り上げ方は「藤井フィーバー」とも呼ばれ、流行語大賞にノミネートされるほどでした。その後も昇段記録を含む多くの記録を更新し、現在は彼がいつタイトルを手にするかが注目の的になっています。